working in malaysia

マレーシアで働くカフェ店長の日記

マレーシアに来て自分に起こった変化


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つい先日、マレーシア在住まるっと3年記念日を迎えた私です。
こんばんは、今日もまとまりのない文章になるかと思いますが、何卒お付き合いくださいませ。




2015年の10月に極寒のエアアジア機内からぬるっと暑いクアラルンプール国際空港へ降りたってまるっと3年。
3年たって自分に起こった変化ついて書きます。


一番の変化は15キロ増えた見た目ですが、それは触れないでください(笑)。




まず、マレーシアに来る前、私は泣く子も黙る怖い飲食店マネージャーでした。店舗の立ち上げもやっていたのでスタッフ研修となるとそれはそれは地獄の鬼レベル。

30人以上の学生バイトちゃんをビシビシしごき、おかげでその店のスタッフは巷ではかなりハイレベルと言われてました。
ついてこれずに辞めた子もいっぱいいますが、耐え抜いて卒業していった子には今でも「鍛えられて良かった」と感謝されるほど(恨みも半端ないはずだけど)。


そして口酸っぱく言っていたのが、「お客様に誠実であれ」「目配り気配り心配り」「見られていることを意識しろ」「お客様を不公平に扱うな」「自分を覚えてもらうプラスアルファの接客」
今では痛いなあと思いますが、真剣にこうやって日々接客と向き合っていました。



そんな私が、縁あってマレーシアに来て、最初のうちは「マレーシアの店員最悪」って思ったりイライラしたり(あ、今もか・・)うまくいかないことだらけで闇の中をぐるぐる回る回る日々。



しかし、ある事件をきっかけに変化が。仕事中にお客様と大喧嘩したのです。日本じゃ考えられません。商品に理不尽に文句を言われ、さらにスタッフをばかにされたからです。
相手はチャイニーズのおばさんでした。
思い切り言い返しました。スタッフをばかにするのは絶対に許せません。

そのババア、もとい、おば様は「あなたが私に言い返してきたことをSNSで拡散してやる」と言ったので、「どうぞご自由に。だからもう来ないでください。」と私も応戦。
その後、店舗のフェイスブックページにものすごい恨み辛みを私の実名入りで書かれました。SNSって怖いですねえ(笑)。




でも、そのことがきっかけで自分の中で何かが吹っ切れました。スカッと✨✨すがすがしかったのです。

お客様にNOを突きつけてもいいじゃん、って。
日本にいたころの私にはそんなこと考えも出来なかった。だって、どんなお客様にも笑顔で帰っていただかなくては、って思ってたし(あー痛い)。


今では、嫌な人にはむしろもっと嫌いになってもらって関わりたくない、と思うほど。


それ以来、何回かお客様と喧嘩してます。
しないにこしたことはないんですけどね(しちゃいけないとも思うんですが・・)。横柄な人と、スタッフをこき使う人が嫌いなんです。
そういう人にはお客様っていう扱いをしたくありません。



日本で接客業の人たちが心を病む原因は「お客様に歯向かえない」「嫌なお客様にも笑顔でいなきゃ」と思ってしまうからなのではないかと。あまりにも日本の接客ってお客様をお客様扱いしすぎなのだと。



マレーシアはそのことに気づかせてくれました。マレーシアよ、唯一ありがとう!


てなわけで、やっぱりまとまりのない文章でしたが読んでいただきありがとうございます♪♪






捕捉:お客様に誠実であることはマレーシアでも日本でも変わりません❗あしからず。